講師紹介と講座内容

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講師名:朝川 美幸(あさかわ みゆき)
講座名:もっと知りたくなる仁和寺
―これまで語られてこなかった仁和寺の歴史―

◆講師自己紹介
 福島県生まれ。立命館大学大学院文学研究科博士前期課程修了。文学修士。仁和寺管財課書記、課長を経て2015年より仁和寺学芸員。年2回開催される仁和寺霊宝館名宝展の企画や展示を行っています。共著に『もっと知りたい仁和寺の歴史』(東京美術)があります。
 現在の研究テーマは、@仁和寺の寺史、中でも「〜といわれる」といったように表現されてきた事柄に対し根拠を見つける事、A「院家」という仁和寺を支えてきた寺院集団の組織と、それぞれの寺院が持つ特性を調べ、院家が仁和寺に果たしてきた役割について考え、さらには、B仁和寺が再興された寛永〜正保年間(1624〜48)時に活躍した僧、顕證(1596〜1678)について、彼が仁和寺に残した事績などについて、日記などから改めて考えていきたいと思っています。

◆講座の内容紹介・受講される皆様へ
 仁和寺の第一印象は?ときかれたら、思いつかれるのは「宇多法皇」「徒然草」「御室桜」といった事ではないでしょうか。しかし、仁和寺はこれだけではありません。
 仁和4年(888)の創建から1130年、現在までさまざまな苦難を乗り越えてきた事は意外に知られていないのではないでしょうか。この講座では、平安期の隆盛、応仁の乱による存続の危機、江戸期の再興、明治期の再編といった仁和寺の概要をはじめ、院家という寺院組織について、本尊である阿弥陀三尊像が平安期と江戸期の2対お祀りされていた事、三十帖冊子、天皇の宸翰といった寺宝の伝来についてなど、これまであまり知られていなかった仁和寺について、広くそして丁寧にお伝えしていき、仁和寺をもっともっと知っていただきたいと考えています。
 受講に際しては、予備知識は必要ありません。私自身はじめての開講講座という事もありますので、手探りの部分もあるかと思いますが、受講者の皆さまには、学ぶ場としてふさわしい講座になるよう、進めていきたいと思っています。
 また第2回では、霊宝館名宝展の見学会を予定しております。その際は展示以外での質問などもお受けし、今後の講座に役立てたいと思います。皆さんと一緒に学んでいきたいと思っておりますので、どうぞ宜しくお願い致します。



◆毎月1回 第3水曜日 15:00〜16:30
 ※12月は休講月です。

第1回 10月17日(水)
内容:仁和寺の歴史〜888年〜現在まで、1130年の歴史を紐解く。

第2回 11月23日(金・祝)15:00現地集合(時間厳守)
内容:仁和寺霊宝館・秋季名宝展見学会 ※約2時間で解散の予定

第3回 1月16日(水)
内容:仁和寺の寺宝〜何故仁和寺に伝わってきたのか。
阿弥陀三尊像、三十帖冊子、天皇の宸翰などの伝来の秘密について。

第4回 2月20日(水)
内容:歴代住職〜仁和寺御室を支えた僧、支えた人々の姿を探る。

第5回 3月20日(水)
内容:仁和寺と物語〜物語ではどのように語られているのか

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